カポーティ
「カポーティ」を見ようと思って。
ああ、映画なんですけど。
カポーティっていう人のね。
http://www.sonypictures.jp/movies/capote/site/
「ティファニーで朝食を」の原作者トルーマン・カポーティが、
ノンフィクション・ノベルというジャンルを確立させた傑作「冷血」を書き上げるまでを描いているらしい。
なぜこれを見たいかというと、CBSドキュメントでピーター・バラカンが絶賛していたからで、
だいたいピーター・バラカンの言うことには間違いがなく、
いま目の前にピーター・バラカンが現れて「コーンポタージュは顔に塗るものです」と言われれば
僕は即座にポタージュ鍋に頭を突っ込むと思う。
とにかくそんなこんなで僕は「カポーティ」を見るわけだけれども、
その前にまず「ティファニーで朝食を」くらいは読んでおかなくてはならず、
病院にこもっている間に読みました。
うん。悪くない。オードリー・ヘプバーンの映画は見ていないけど、多分全然違う話なんだろう。
ショーウィンドウの前でクロワッサンを食べるなんてシーンはなかったし。
奔放で狡猾で、やや病的な主人公を描きつつ、
アメリカ社交界にはびこる所得や民族の違いによる軋轢とか、
戦争中であるにも関わらず意外と他人事な人たちとか、
屋根裏に住む日本人写真家(たぶんメガネ)なんかを表現していて思うところは多い。
なるほど、何となくカポーティという人間が見えて来たぞ。
これは映画見た後「冷血」読む流れかな。うむ。
なんだか、どうでもいい話になってますか?これ。
そういえば消臭剤のサイトが公開されましたよ。