病院食はカレーでしのげの巻
先週は母親が倒れてしまい実家に引っ込んでいました。
倒れたって言ってももともと持病みたいなもので寝たり起きたりだったんですが、
ついに起きられなくなったというか、
意識が戻らないというか、そういう状態で病院に担ぎ込まれたのが火曜日。
危篤だって言うんで会社から飛んで実家近くの病院に入り、
そこから2日ほど病院に泊まり込んだんですが、
いやー、あのね、ICUって集中治療室の脇に、
家族用の小さな(本当に小さな)待合室があるんですが、
これが簡単なベンチと円テーブルの他には何もない(本当に何もない)部屋で、
窓がなければ監獄かなにかと間違うような代物。
絵か写真か、彫刻の森美術館のカレンダーか、なんでもいいから飾れば良いのに。
おまけに夜な夜ないろんな人の声が聞こえて来て、
それがいちいち切迫しているものだから、安眠できる状況とはかけ離れていました。
椅子で寝るのは慣れているはずの自分ですが、
深刻な会話とか、泣き声とかが聞こえるといろいろ想像してしまって眠れない。
これが毎日続くんだから医者とか看護婦って大変な仕事だなあ。
とまぁ、今回ばっかりは人ごとではないのですけどね。
でももう仕方がないので仕事してました。
ICUの家族用待合室でノートPCを開き消臭剤のホームページを作る男。
消臭剤って。それどころじゃねえよこっちは。臭いくらい我慢しろバカ。
などと毒づきながらも、仕事が消えてくれるわけではないのでコツコツやりました。
つくづく親不孝な商売だなあ。
まあ病院にいても基本待つだけなので、仕事でもしてた方が気がまぎれるという事もありますよ。
幸いコンセントも空いてたし。空いてたしコンセント。
普通PCつなぐよね。仕事したりDVD見たりするよね。他にする事ないもの。
とりあえず母親は一命を取り留めたので、今は通常通り出社しています。
出社するなり徹夜仕事ですが。
やれやれ。