さほど安全じゃないから
土曜日も明け方まで仕事をしてしまい、
家に着いたのが朝5時過ぎ。
空もだいぶ白んでいて、
1日の始まりを告げる鳥のさえずりにもウンザリする心持ちです。
やれやれ。つってシャワーを浴び、
ばったり布団に倒れ込んだタイミングを狙いすましたように
隣の部屋から大音響で「ワインレッドの心」by 安全地帯が流れ出しました。
いやいやいや、えー?
ワインレッド?えー?
朝ですよ今。
目覚めの曲ワインレッド?
燃えそうに消えそうな?あの?
ないでしょ。
そんな目覚め方。
起き抜けにそんな、勝手に恋されても・・・。
いやまあいいけど、デカイから音が!
なんかこっちが恥ずかしいから!早く止めて!
結局、早朝「ワインレッドの心」安全地帯オンステージは
優に1番を歌い終え、平然と間奏を弾きこなし、
2番に突入にたところでブッっと切れました。
♪も〜っと何度も〜だきブッ・・・
なんだよそれ!
なにその切れ方!
逆に気になる!
ここまで来たら最後まで行くのかと思った。
ならもっと前半で起きろよ。
忘れそうな思い出をそっと抱いているより起きろよ!
と、布団の中で身もだえていたら案の定眠れなくなりました。
あのー僕、寝覚めがすごい良いんですけどね。
ほんと、目を開いた瞬間に2階建てベッドから飛び降りて、
「なんで起こしてくれなかったの!」と叫ぶ事ができるくらいなんですけど。
反面寝付きが悪いんですよね。
いろいろ余計なことを考えてしまって。
だからこういう状況ではもうダメ。
ワインレッドの心で目覚めなければならない理由について
考え出してしまって。
何かのっぴきならない事情があったに違いないと。
まあ、結局なんかよく分からない人間像だけが残るんですけどね。
いねーよそんな奴。
ってなってからようやくまぶたが重くなる。
もうお昼じゃないのか。