ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

電化の宝刀

くっ、なんて野郎だ。

こちらの攻撃がまるで通じないとは。

諦めちゃだめだ、もう一度みんなで力を合わせれば・・・。

よせっ!これ以上の通常攻撃は無意味だ。

じゃあ、いったいどうすれば・・・。

・・・あれを使う。

ま、まさか・・・無茶です!あれはまだ実験段階で・・・危険すぎます!

こんな時のための実験だろう?

しかし、それでは隊長の命が・・・。

わかっている。あとは頼んだぞ。

そんな・・・やめてください!

いいから離れてろ。これは命令だ。

ううっ・・・。

もうこれ以上奴らの好きにはさせん。

くらえ!!

プラズマクラスタァァーーーッ!!!

【プラズマクラスター、ほとんど殺菌効果がないことが明らかに】

夏の終わりにね。

あー、夏の終わりの話とか今更なんですけど。

僕が夏をどう過ごしてたかって、みんな気になると思って。

夏のあいだ僕がどこを全裸でうろついてたか知りたいでしょ?

そして通報したいでしょ?

わかるわかる。

槍ヶ岳っていう。

まあ、結構有名目な山なんですけど。

これを登ってました。

2泊3日で。

槍ヶ岳はアプローチに時間がかかるので

東京からだと2泊必要なんですけど、

体力さえあれば、まあ登れる感じで。

むしろ体力勝負っていうか。

特に今回テント泊するためにザックも20キロ越えてたもんで。

まあ。アレでした。

初日に足が止まりました。

いや気持ちは元気なんだけど、とにかく足が前に出ないという。

完全なエネルギー切れ。

初日に一番ハードな行程を持ってきたってのもありますけど、

最後には徘徊老人みたいな足取りで、日没ぎりぎりに山小屋について、

泥のように眠り。

翌朝3時に起きて再び出発。

まあそこからは消費カロリーと摂取カロリーを行動食で調整しながら進んだので

それなりに大丈夫だったんですけど。

登頂を終えて、2日目テント泊をし、下ってくるときには

なんか変なテンションになってました。

無駄に声だしたりして。キェェー!つって。

奇声を上げる徘徊老人という高位の存在に。

あとなんだろ、結構ツアーみたいなのもあるんですね。

がっちりした山岳ガイドがお年寄りとかを引き連れて、

いろいろ説明しながら歩いている一行をちょいちょい見かけるんですけど。

途中のテント場で一緒になったガイドさんが

「ここで照英が体洗ったんですよー」とかみんなに説明してて。

不意にそれがツボに入ってずっと笑ってました。

照英が体洗うロケってなんだよ。

はるみキッチン

はるみキッチンの今日の具材が照英なの?

はい、じゃあこの水で、いったん僕を洗いまーす。

つって照英が。

わああー!何ですかこれ!

見てくださいよ!ほら、僕の、ここがほら!

ご家庭にある材料だけで、僕のここがこんなに!

みたいな。

ああ、まあ今考えるとそんなでもないんですけど。

そのときはすげー面白くて。

まあなんだろ、空気が薄かったのかなー。

笑い止まんなくなって。無駄に消耗しました。

照英に責任取ってほしい。

あとお笑い芸人はなるべく標高の高いところで営業したらいいと思う。

気圧の関係で笑いの沸点が下がるよ。

----------

P9140017_s.JPG

初日の山小屋「槍沢ロッヂ」 いっぱいなので屋根裏で就寝

P9150024s.JPG

恐ろしく分かりやすい夜明け

P9150032_s.jpg

槍ヶ岳が見えてきた。(中央)

P9150075_s.JPG

頂上付近に診療所があって、中腹で怪我をするとヘリでここへ運ばれる。下山できると思ったろうに。

P9150093_s.jpg

頂上への岩場は大渋滞で、ゆっくりゆっくり登る。

P9150110_s.jpg

頂上で知り合った少年。5年生にして槍ヶ岳山頂に立つ。見た感じポケモンやってそうなのに。

(クリックで拡大)

P9150128_s

2日目テント泊の場所「殺生沢」。生きて帰えれなそうな名前だけど普通にラーメンとか売ってる。

全行程を念のため。

----------------------------------------------------------------------

■初日

●東京 →[新幹線]→ ●松本(09:21)→[電車]→ ●新島々→[バス]→ ●上高地(11:15)

●登坂開始(11:50)→ ●明神(12:30)→●横尾(15:30)→ ●槍沢ロッヂ着(16:50)[ロッヂ泊]

■2日目

●起床(03:30)→ ●登坂開始(04:10)→ ●槍ヶ岳山荘着(09:50)→[渋滞・・・]

→ ●槍ヶ岳山頂(12:30)→ ●殺生沢(15:00)[テント泊]

■3日目

●起床(03:00)→ ●下山開始(04:20)→ ●横尾(09:30)→ ●明神(12:30)→ ●上高地(13:40)

→ [バス]→ ●新島々→[電車]→ ●松本(16:10)→ [特急]→ ●東京

----------------------------------------------------------------------

ドングリ不作話

今年はドングリが不作でね。

いいドングリが全然取れなくて。

そうすると熊がね、里に下りてくるってわけで、

今年は熊の被害が多いんですよ。

腹を空かせた熊たちは気が立ってるから危険でね。

昔はそら猟師が撃ったもんだけど、

最近じゃ猟師の数もめっきり減って。

まあ跡継ぎがいないからね。

そりゃそうだ、いまどきマタギになろうなんて若いやつはいなわな。

だいたいこのマタギっていうのもあれだ、

もとは満州引き上げ組だ。そら鉄砲も撃てるがね、

こっちじゃ農業できなきゃ生きていけないよ。

そもそも当時は開墾すればそれが自分の土地って時代だ。

その腕があったやつは今じゃ地主さ。

だがそうじゃないやつらも当然いたわけだ。

彼らは自分たちの村を作った。満州組だけの村さ。

今でもここいらにはいくつかあるよ。

農業ができないものたちは生きるために銃を持って山に入ったってわけさ。

まあ、うちのばあさんも満州引き上げ組だがね、

うちのは地主の娘で、まあ良いとこの子だからなんにもできないよ。

あの人に満州の話したってだめさ。なんも苦労してないんだから。

向こうじゃ書記をやっててね、まあ今でいうOLみたいなもんで、

同じく金持ちの中国の娘と一緒に働いてたんだが、この娘ってのが、

というあたりまで黙って聞いてたんですけど、

あ、この話終わらないな。と思って。

上げたままだった箸を動かして、

宙に浮いていたご飯を食べてやることにしました。

やあ、ちょっと前に東北に旅行に行きまして、

築70年という古い民宿に泊まったんですけど、

ここが結構いい雰囲気で、ご飯もおいしくて。

こいつは当たりだな。と思ったんですけど、

なんか食事中、主人の話が永久に止まらないシステムを導入してるっぽくて。

仕方なくちょびちょび食べながらふんふん言ってたんですけど、

結局食べ終わっても「今の熊には全部センサーがついている」という

新しいトピックが登場する始末で、このタイミングで新しい話題はキツい!と思って、

強引にごちそうさまをすることになりました。

でもいろいろ良い話を聞けたな。

まあそのあいだずっと僕の頭にあったのは

ぎょうざの満州」ってすげー名前!

ってことなんですけど、

さすがにぎょうざの話題を差し込む隙間がなかったのであきらめました。

あと網戸の蛾をカエルがものすごい勢いで食ってて、

あれがなければもうちょっとご飯がおいしかったと思います。

また行きたい。

書けてない件

みなさんうすうす気づいてると思いますけど。

ああ、みなさんっていうのは世界中のみなさんのことですけど。

僕のブログを日頃見ている世界に散らばる人々(約2〜3人)のことなんですけど。

あのー、書けてないですね。

なんだろ。全然ですね。

びっくりした。

ひと月記事が上がらないとファーストビューから情報が消えるという

自分のブログの仕様に。

なにこの強制スクロール。

R-TYPEかよ!

ね。

R-TYPEじゃねえんだから!

つって。

まあ、ピンときませんけど、この例え。

やあ、書くことが無いわけじゃないんですよ。

いろいろあるんですよ。僕だって生きてるんですからね。

ただここのところなかなか時間が作れなくて。

あーヤバいなー、アレも書かなきゃだし、これも書きたいのに、

全然手が付けられない!どうしよう!

って、昨日もテレビ見ながら悩んでましたし。

その後もゲーム(TOKYO JUNGLE)をやりながら

どうしてブログを書く時間が捻出できないんだろうと

真剣に考えている間に僕のポメラニアンがハイエナに食い殺されたので

コントローラーを投げつけたりして。

それがマグカップに当たってコーヒーがテーブルにぶちまけられたのを見て、

ああ、悪いのは全て世の中だ。政治が悪いんだ。

ということに気づいて。そんで、寝ました。

R-TYPEやりたい。

マイナス×マイナスの文章問題

あのー、最近ね、数学の文章問題を考える遊びを、

まあ、ひとりでやってるんですけど。

今取り組んでいるのはマイナス同士の掛け算がプラスになる。

という理屈をなんとか文章問題にできないかという事で。

これがとにかく難しい。

最初は、お皿の上のリンゴをたかしくんがどうかするという

例の文脈で考えていたんですが。

これがぜんぜんできない。

-------------------------------------------------------

 たかしくんの前に、いつもよりリンゴが2つ少ないお皿が

 3つ、なくなっていませんでした。

-------------------------------------------------------

とか。もういろいろ考えた末になんにも説明できてないようなことに。

これだと、たかしくんがいつも

かなりの量のリンゴを食べているという事しか分からない。

リンゴが超好きな子か、ゴリラかなんかかな。

たかし=ゴリラ。いや、そういう事が求めたいんじゃない。

よし、リンゴは一旦忘れよう。

-------------------------------------------------------

 たかしくんは秘密結社「世界の人口減らし協会」の構成員です。

 「世界の人口減らし協会」のオキテは二つ、

 生涯で必ず3人の人間を殺さなくてはならないという事と、

 必ず2人1組のチームで行動する事。

 なお「世界の人口減らし協会」は裏では国と繋がっていて、

 彼らの戸籍は予め抹消されています。

 ある時たかしくんは、恋人を殺された恨みを晴らすため組織を裏切り、

 「世界の人口減らし協会」のチームを3つ壊滅させました。

 たかしくんは全身をサイボーグ化させていたので死ぬほど強かったのです。

 さて、この件で世界の人口は何人減らずに済んだでしょうか。

-------------------------------------------------------

うーん。なにこの話。

文章問題として余計なスケール感でちゃってるし。

あと結局やっぱり意図した所からずれてる気がする。

そういう事じゃない。マイナスの掛け算になってない。

だいたいマイナスを掛けるってなんだよ。

どういう事なんだよそれ。

理系の人って全員天才だと思う。

誰か、分数同士の割り算で分子と分母が入れ替わる理屈を

リンゴで説明してください。

あ、文章問題を考える事ってなんか

スクリプトのロジックを考えるのに似てますね。

想像力リミッター

例えば昔、どこかのサイトで「逆ドーナツ考」というのを見たことがある。

「逆ドーナツ」

と聞いてどんなものをイメージするか。

ドーナツであるべき部分がドーナツでなく

ドーナツでない部分がドーナツでできている逆ドーナツ。

普通の人はまあ、いろいろ悩んだ末にこう、

ドーナツの穴の部分がドーナツ本体になっている、

ちっさいおまんじゅうみたいなものを想像するんじゃないか。

だが違うぞと、正式な「逆ドーナツ」は

ドーナツ状の空間以外すべてがドーナツの本体である状態。

チューブリング状の空間以外の世界はすべてドーナツでできているのだ。

とまあ、こういう話を思い出しまして。

人の想像力にはリミッターがあるなと思った次第です。

後者の方の逆ドーナツをいきなり想像できる人はそういない。

物理的にあり得ないから観念の中になくて。

特に条件として実現可能性は規定されていないのに。

そうやって、人は知らないうちに想像してもいい範囲を規定していて、

その中でやりくりしているものなんだなと。

それってなんだかもったいないような気がしませんか。

範囲を規定しなければもっと自由な世界を手に入れられるのに。

例えば、

前を歩いていた女性がハンカチを落としたので呼び止めたら

それがたまたま中学時代に自分が密かに思いを寄せていたクラスメイトで、

自分も今では大人になったし、そこそこ自信もついたので

えー今なにやってんのーとか話しかけたりして、

案外むこうも憶えてくれてて、ひとしきり思い出話で盛り上がって、

あーなんか久々にみんなで集まりたいねーなんて話になって、

じゃあ、まあ、連絡先交換しよっか。

みたいな!みたいな妄想あるじゃないですか!愚かな!

実際にはあり得ないんですけど!

中学時代の女子との会話なんて悪口聞かされるだけだったんで。

えー、僕の悪口僕に直接言っちゃうんだーでおなじみのやつなんで。全くないんですけど!

でもこれ、せっかくあり得ない設定なのにわざわざ現実意識してると言うか

妄想として中途半端でまどろっこしいですよね。変な自意識も感じるし。

もっとこう、リミッター外していきたい。

前を歩いていた女性が着ている衣服を同時に全部落としたので呼び止めたら石原さとみで。

その時の僕といえば第53次成長期を向かえて身長が2kmを超えていたし、

歩けば足下から自然と石油が湧き出る体質だったのですごいお金持ちで、もうモテてモテて。

むこうが全裸ならこっちも家からずっと全裸だし、ちょうどいいやっつって。

えーじゃあ入籍したあと何するー?という話題でひとしきり盛り上がったあと、

戯れに新世界の神となるのであった。

あと石油で足がすべるすべるー。とか言うのであった。

つって。

まあ、想像の範囲を規定するのは

世界をうまく認識するために必要なことなんだよな。

などとも思ったり。

うん。

あー、なんかもうちょっと意味のあることを書きたかった気がするんだけども。はて。

 

オリンピック

いやあ、オリンピック終わっちゃいましたね。

終わってみると寂しいもので。

始まる前は盛り上がりに欠けるだのなんだの言われてましたが、

結果けっこう盛り上がったんじゃないでしょうか。みんな寝不足になっちゃったりして。

日頃スポーツをそんなに見る方じゃない自分でもオリンピックは楽しめる。

こう、今まで見たこともないようなスポーツにも熱中できるのは、

どっちを応援すれば良いかが最初からはっきりしているからじゃないかと思います。

あれでしょ、胸に虎の顔がプリントされてる方見てればいいんでしょ。

あれ巣鴨で売ってるの見たよ。

しかしまあ、こう見てると世界には本当にいろんなスポーツがありますね。

こみいったルールをいろいろ考えて競技化している。

フェンシングなんてあれ、電子機器無かった頃はどうしてたの?

負ける方は毎回死んでたの?

とにかく関心するほど多岐にわたるスポーツの世界ですが、

あの、見たところボールを2つ使うスポーツってないですね。球技あんだけあるのに。

そういう可能性ってなかったんでしょうか。

ボールいっこであんなに楽しいんだから、もっといろいろ足していったら

最強に面白まった究極のスポーツができるかもしれないのに。

まず中心に丸いボールと楕円形のボールが2つあって、

丸い方は蹴ってもいいけど持っちゃ駄目。

楕円の方は持っても蹴ってもいいけど、持ってるとタックルされる。

タックルをかわしたり、パスをまわしたりしながら

どちらかのボールを敵陣にある網状のゴールに入れることで得点。

1チーム11人で争い、前後半90分を戦ったら

いいかげんプールから上がって水着のまま自転車に乗る。

坂道で助走をつけて、最初から海パンに隠し持っていた鉄球を

思いっきり遠くまで投げて一番遠くまで飛んだ人と

プールから上がるのが一番遅かった人とがもう将棋で勝負だ!

つって。

まあ。

それだけなんですけど。

なんかすみません。

そういえば「君が代不起立界のジャンヌダルク」と呼ばれてた人は

オリンピック期間中どうしてたんだろう。

国歌が流れたらいちいち座らないといけないから大変だったろうに。