GWGW
ゴールデンウィークっていつもどうしようか迷うんですけど、
今年は3年前にちょっとした死線をかいま見た思い出の地、
伊豆半島へ再びツーリングの旅に出かけてきました。
前回は一日で半島を一周すると言う変な目標を設定したがために、
まるっきりルート半分を暗闇の中疾走すると言う、
なんだかよくわからない事になってしまったので、同じてつは踏むまいと。
だって暗闇の中を泣きながら疾走する事を観光とは呼ばないもの。
だもんで今回は半島の中腹に宿を取り、
多少余裕を持たせたスケジュール。
初日に堂ヶ島の洞窟クルーズ、2日目に河津七滝に行ってきました。
それぞれ面白かったんですけど、
河津七滝で素晴らしい朽ち加減の廃墟物件に出会ってしまい、
滝そっちのけでずっとそこをうろうろしてました。
いやー、いいよいいよー。
いい色気でてるよー。じゃ目線お願いします。
河津七滝っていうのは、なんか、キレイな滝があるんですよ。七つ。
みんなね、それを見に来るわけなんですけど。
そこへきてまさかの滝無視!っていう。
河津まで来て、滝を無視して廃墟に入り込んでいく男性。
満面の笑みを浮かべながら廃墟の屋根に勝手に上る男性。(だって梯子があるから)
まわりの人たちにはどう見えていたんだろうか。
たぶん結構気持ちが悪い存在だったと思います。すいません。
廃墟の朽ち具合は相当進んでいるのだけれど、
最近まで人が住んでいたような生活感も残っていて、
なんだか不思議。
人がいなくなると文明はあっという間に自然に浸食されてしまうのだ。
いや、僕らが文明と呼んでいるものは結局、
自然にあるものを右から左に動かしているだけなのかもしれないな。
なんて事を考えながら廃墟の中でぼんやりしていたら、
またしてもここで日が暮れて、
おまけに突然の降雨。
再び泣き濡れながら長い家路に付く事になりました。
あれ、結果3年前と全く同じ終わり方じゃないか。