ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

健康診断

会社で健康診断があったんです。

あの、僕ってそんなに病弱な方ではないんですけど、

ここのところずっと不眠で働いているし、

食生活もおかしげな事になって来ているので、

ここらでちゃんと点検してもらえるのは有り難いなあと。

それで、診断を受ける前に問診票みたいなやつを書くんですけど、

これがこう、いろいろ現代人が抱える病理というか、

ダメになりがちな項目が並んでいて、

思い当たる項目を選んでマルを書いていく式なんですね。

「睡眠が不足しがち」という項目にはもう

これでもかという筆圧でマルしてやりました。エイヤー!つって。

まあ筆圧関係ないけど。

あとは目眩がするとか、疲れやすいとか、

腹痛がするとか、そういう項目にいっぱいマルをつけて

意気揚々と問診を受けに行ったんですけど、

なんかあの、白衣のおじさん、完全無視でした。

血圧計って目をちょっと見られただけ。

あー、ハイ、じゃあ行っていいよ。て。

えー?

ちょっ。ほら、よく見て。この患者よく見て。すごいヤバくない?

寝てないんですよ。お腹ゴロゴロですよ。

睡眠不足でろくなもの食べてない上にゴロゴロですよ。

ポンポンが痛いんですよ。

なんかないの。死線を越えた人間特有の症状みたいのないの。

あのね、もうちょっと僕の事を心配して欲しい。

もう僕の体調なんか心配してくれるのあなたしかいないんですよ先生。

あなただけが頼りなんですよ先生。先生。聞いてますか先生。

あ、つぎ注射ですか。やだよ!

そういえば前回の健康診断も徹夜明けという万全の体制で臨んだにもかかわらず

オールA判定だったっけ。

いや良い事なんだろうけど。

なんかね。釈然としないよね。

そんな健康なはずはないんだけどなあ。