R1 ハリウッドザコシショウマーケティング
まあ、どうでもいいような話なんですけど、
R1グランプリ見まして。お笑いの。
今年、ハリウッドザコシショウが優勝したんですけど。
あの人、一体何をやってるのかルールが全然分からない。ずっとわからない。
いや、笑いましたけど。
あの芸風昔からやってるけど、
そもそもネタとしての構造が存在しないんですね。
でもウケていて。
会場も、お茶の間も、もしかしたら本人もこれがなぜウケているのか
よくわからないんじゃないかと思うんですけど。
インタビュー見たら、とにかく劇場でテストを重ねて、
ウケたやつを上から持ってきたとのこと。
あんな芸風でなにげにデータ主義というか。
インテリ芸人が机上で考えに考え抜いた、ガッチリ構造を持ったネタより、
そういう、ある種のマーケティングテストの結果成立しているようなネタが勝るのが
今の時代を象徴している気がして。
なんかまあ、そうか。と。
仕事みたいだなと。
構造好きとしてはもやもや思うわけです。
「ハンマーカンマー」を既に会場が知ってて
事前に笑いが起きる時点で、成果が約束されている。
それは時間をかけて蒔いてきた種からピークのタイミングで刈り取るという、
これまたマーケティング系の話にはまってくるのが恐ろしい。
しかし、無意味なことを大声で言われると笑ってしまうのはなんでだろう。