ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

ちょうどイラッとしたかったし

さっきから隣の席の女性3人がうるさい。

声が大きいわけじゃないんだけど、言ってることがいちいちこうるさい。

店員を呼んで、

ホットワインみたいなのないんですか?」

「まえ出してもらったことあるんですけどー」

つって。まあそれはいいんだけど、

無理言って作ってもらったホットワインに対する罵詈雑言がすごい。

また店員呼びつけて、

「レモンつけるとかないんですか?」

「ちょっとこれじゃ・・・ねえ」などと文句の嵐。

ようやくレモンをもらったあとも、

自分たちがこの店を教育してやってるのに、

まったく世話が焼けるわねー。みたいなことを言ってて。

まあ。

あー・・・。

うっせ!

いいけどうっせ!

あのね、ここプロントだよ!

見てほら、周り!おじさんたちが打ち合わせとかしてんの。

だーれもホットワイン飲んでないの。

なんで?

そう、ここプロントだから!カフェーだから!

夜はバータイムになるけど、基本カフェーだから!!

とはいえ僕はこの手の人たちの話を

安全な位置から聞くのが超好きなので

仕事の手を止めて聞いてるんですけど。

ちょうど欲しい感じのイラッと感。

あーこれ、ツイッターで暴言ツイートを量産する系の人をウォッチする感覚に似てるな。

あれ醍醐味だと思う。

しかし、ああやって客の要求に答えすぎるから

モンスター消費者なんてのが生まれて来るんじゃないだろうか。

日本のサービス業が必然的に生み出してしまう悲しい妖怪。

妖怪ホットワインすすり。