ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

神様への3つのあれ

暇な時につい考えてしまう妄想ってあるじゃないですか。

宝くじが当たったらとか、

超能力が使えたらとか、今の記憶のまま過去に戻れたらとか、

まあいろいろ種類があると思うんですけど。

僕がよく考えるのは、

神様が突然現れて願い事を3つまで叶えますというパターンです。

はいどーも、神様ですけどねー。

いやー、やってきました、ラッキーチャンスのコーナー。ってことで、

じゃ早速ね、願い事の方をね、じゃんじゃん叶えていきたいと思うんですけども。

さて、まずは注目の、願い事、第3位は!?

どうぞ!!

って急に言われるわけじゃないですか。

そうなるともう、とりあえず1つ目の願い事が

「あ、ちょっと、あとにしてもらえます?」になってしまう。

どうしてもつい言ってしまう。

でもそれって曖昧だからすごい質問攻めに合います。

え、いつ?あとっていつ?それ神様感覚でいいの?

500年くらい平気でたっちゃうけど?

いや500年て!神様ヒマだよ!

みたいなことをさんざん言われて細かく説明する羽目に。

とにかく願い事を考えるたびにいろいろな問題にぶち当たります。

神様が奇跡を起こせるのは神様が創造したものだけなので、

例えばお金持ちになりたいと言っても、

神様は日本銀行じゃないから番号重複のニセ札しか作り出せません。

とか言われてらちがあかない。

あと自分以外の人間の願いも左右できないから、

基本的に他人を動かすこともできない。

ハーレムでモッテモテ!みたいな男子の夢はおよそ叶わない。

ものすごく空しい形でしか叶わない。

結局突き詰めると

願い事の2つ目が「僕が全力で祈った時にもう一度現れて欲しい」になり、

3つ目はその時本気で考えますよろしくお願いします。

みたいな感じになって、神様としてわりと普通な様子になってしまう。

あーでもちょっともったいないことしたかなー。

うーん。でもしょうがないよなー。

などと悩んでいる間に小一時間が経過。

そんな虚無としか言いようのない週末を送っている僕ですが、

今日も元気です。