ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

ど忘れ

安西先生・・・あの・・・アレが・・したいです。

あのー・・・ほら、アレですよ。アレ。すごいみんなやってるやつ。

なんか、投げたり、ついたり、網に、入れたり。

あ、網に入れるって言っても漁師じゃなくて、

もっとこう、生臭くない方の。沖に出ない方の。

そう、玉をね、こう、ポーンて。ポーンてやる。

そしたらみんなわわーってなって、ナイシューナイシュー言うの。

玉入れ?玉入れかなー?

いや、近いんだけど何かが違うような、あーでもそんなに違わないような。

でももっとこう、走るんだよなー。

バス・・・ケ・・なんとかっていう。有名な。

まあ今ちょっと思い出せないですけど、多分それがしたいです。

まあ。

ど忘れする事ってあるなーという話なんですけど。

最近になって、精神年齢的にもそろそろ寿命を迎えようとしている僕の脳みそが

ちょいちょい息切れするようになってきたのかなんなのか、

スコッと記憶が出てこなくなる事が多くなってきました。

いや、それが入ってる場所は知ってるんですよ。

そこに確かに入ってるのは分かるんですけど、開けようとするとスコッと抜けてしまう。

記憶の引き出しに取っ手がなくなっている。

仕方がないので引き出しのまわりをガリガリやって

なんとかとっかかりをつかもうとするんですけど、爪がぼろぼろになるだけで。

とはいえ僕は知ったかぶりを処世術として来たような人間なので

うやむやしにてなんとか生きています。

先日の打ち合わせでも使いたい広告用語が出てこなくて、

わりと堂々とむにゃむにゃ言いました。

みんな一瞬、え?って顔したけど、

もう、分からない方が悪いと言わんばかりの態度でやり過ごしました。

すみません。ほんとは言えてませんでした。

ユーザエクスペリエンスとか、本当は頭に出てきてないのに

なんか知ったふうな感じで言い放っちゃいました。

すみません。

ジョン。ポール。リンゴ。

あと一人思い出せないけど知ったような顔で今日も生きてます。