ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

滋賀出張

滋賀県に行ってました。出張で。

彦根で打ち合わせがありまして、

終わったのが夕方くらいだったんですけど、

あ、なにこれ、観光できるんじゃないの?と思い立ち、

城に行ってみました。彦根城

行ってみたんですけど、あれですね。

なんか閉まってますね。門が。

表門の受付時間をがっつり過ぎてましたから。

過ぎると開かないんだ。なるほど。さすが難攻不落。だてに城じゃないな。

日も落ちてきたし、仕方がないので

城の周りの遊歩道をてくてく歩いていたのですが、

なんかこう、脇にちっさい扉みたいなんがあって、そこは開いてたんですね。

え?なに、開いてたら入れちゃうんじゃない?城。

まだ日も落ちきっていないし。

行ける!これは本丸落とせるぞ!井伊家迂闊なり!って。

ほら、僕って忍者じゃないですか。

手裏剣をこう、シャシャッ!って、やるじゃないですか。

手裏剣っていうか、テレホンカードなんですけど。

テレホンカードを思ったより遠くまで投げれるじゃないですか。

家中のテレホンカードを全部投げて親に怒られたことあるじゃないですか。

忍者じゃないですか。

もうね、こうなったら行くしかありません。

暗い石段を目にも留まらぬ早さで駆け上がりました。

まあ目に留まらないのは暗いからなんですけど。あとそもそもひと目がない。

だだっと忍者走りで駆け上がって、

途中の自販機でジュース買って休んで、また駆け上がって、

様々な苦労(虫とか)のすえ、ついに天守までたどり着きました。

ふはは、たやすいぞ彦根城

まあなんか、さすがに天守の入り口、閉まってましたけど。

ええー、鍵とか閉めんのナシじゃんね。ひどいわ。忍者に優しくないわ。

こんなに頑張って来たのに。

お茶とか出ないの?客だよ?こっちは。刺客だけど。

つってうだうだやってたら、向こうから管理人みたいな人が歩いてきたので

走って逃げました。それはもう来たときよりも素早い動きで逃げました。

なにしろ管理人が一番怖い。

弓とか射ってきかねないでしょやつら。雰囲気的に。火のついた感じのやつ。

怖いわ。石段踏み外しそうになるし、暗いし、心細いし、

優しくないわ。彦根城

あと、ひこにゃんもそれほど愛されてないわ。

ぜんぜん土地に受け入れられてないわ、あのキャラクター。なんなの。

お土産は買ったけどさ!

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