ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

うかうか

三連休は基本的にうかうかして過ごしましたササガキです。

幸せ不足。ね。

深刻な幸せ不足に陥りまして、

若干のパニックの末、先輩の家に赤子を抱かせてもらいに行きました。

赤子は良いよ。泣いたり笑ったりするよ。

ものすごく早いサイクルで泣いたり笑ったりするよ。

抱いているうちにうとうとしはじめるので、

そーっと布団の上に置こうとするのだけれども、

タオルケットに接地した瞬間にぱっと目が開いて、

「あら、この子私を置くつもりだわ」という非難じみた目で見られます。

そのまま手を離そうとするとしくしく泣かれます。わあごめんよ。

その点本物のパパはさすがなもので、

熟練した寿司職人のような手つきでささっと寝かしつけてしまいます。

親ってすごいんだなと、感心しました。

ちょっと幸せ分けてもらったので引き続きうかうかすることに。

レイトショーでパンズ・ラビリンスを見ました。

演出が素晴らしく、加えて激痛の走るファンタジー映画です。

日本人の宗教観だと限りなくバッドエンド。このへんが賛否の分かれるところでしょう。

クリスマスだというのに僕同様ひとりで見ている人が多く、

館内には妙な一体感がありました。

アンチクリスマスな者達の集団。アツいぜお前達。

しかし映画の内容はキリスト教的宗教観を切実に求められるもので、

心なしかみんなしょんぼりして聖なる夜の街に散っていきました。

汝らに神の加護があらんことを。

新たな命に神の祝福があらんことを。

来年の僕にモテがあらんことを。

ちょっとでいいからモテがあらんことを。

あと地位とか名誉とか、お金とかもすごいたくさん欲しいです。

よろしくお願いします。