ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

切腹思春期

切腹。カッコ悪い。

まあ、あれです。

18歳だかの子供に向かって切腹を求めることはないと思うわけです。

亀田家次男の話ですけど。

思春期の若者なんてあんなもんじゃないですか実際。

自分だってあれくらいの頃を思い返せば赤面を禁じ得ませんよ。

いや、もう酷かった。自意識の獣だった。

アホのくせに変な自信持って、世の中を斜めに見ていた。

聞きかじりの話をまるで新説俺論とばかりに言いふらしていた。

わあ恥ずかしい。

そんなくらいの頃の自分にもし腕っぷしがあったらどうか。

ボクシングプロ入りから10戦を無敗で駆け上がり、

なんか、親父とかもすごい天才やー天才やーとか言ってて、

世界チャンピオンの兄からも化けもんやでー言われて、

テレビに出たら女子とかがキャーキャー言う。もう、女子がほんとキャーキャー言う。

どうすか。

うーん。歌っちゃうかも知れないなあT-BOLAN

え?だってみんな俺のT-BOLANが聴きたいんでしょ?くらいの勢いで。

うわあ怖いなあ。喧嘩弱くてホント良かった。

だってあれ取り返しつかないもんなあ。

もしこのまま勝ち続けていたら、

世界中にあの思春期おもしろショーが配信されてしまうところ。危ない。

そういう意味ではここらで負けておいて良かったのかも知れないね。

本人的にも。

試合内容はマズかったし、謹慎処分も出るみたいだけど、

へこたれずに頑張って欲しいものです。未来ある若者なんだから。

セコンド変えてさ。

そうしていつかチャンピオンになるといい。