ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

ボールペンがすぐなくなる件について

あのー、よく分からないんですけど、

僕の文房具って勝手に持って行っていいことになっているんですか?

ボールペンのなくなる率が半端じゃないんですけど。

企画書を留めるためにプリンタの上に置いたホッチキスも

ちょっと目を離した隙に無くなっていて、

なぜか他の人からホッチキスを借りることに。

僕は基本的に人からものを借りるのが嫌なたちなので、

会社の備品を使わずひと通り自前で揃えてあるんですけど、

そういうもの達は端からどんどん無くなっていき、

必要な時に手元にないことが多いのです。

けっこう気に入ってたやつなんかも平気で無くなります。

いったいどういう人が持って行ってしまうんだろう。

きっとあんまり自覚してないんだろうな。

文房具は共有財産という意識のもと、悪意なく持って行ってしまう。

でも今まで無くなったものの数を考えると、

そういう人たちのポケットは今や僕のボールペンでぱんぱんなんじゃないだろうか。

もし僕がこのまま際限なくボールペンを買い続けると、

みんなのポケットからはボールペンがあふれ出してしまう。

ズボンなんかもびりびりに破けてしまう。

引き出しもぜんぜん閉まらないし、

ペン立てなんかはボールペンが入りすぎて抜けなくなり、

100本くらいの線が同時に引けるオモシロ文房具になってしまう。

そんな会社は嫌だなあ。

そうだ、これからはちょっとずつ変な色のボールペンを買っていこうかな。

そうするといつの間にかみんなのメモ帳がカラフルになったりするかも知れない。

メモ帳がカラフルになるとなんだかみんな穏やかな気持ちで仕事ができるような気がする。

普段は絶対に描かないけど、ペンがピンク色だからハートマークを描いてみたりとか。

そういう。

まあ、実際は100本のカラフルな線が同時に引ける

オモシロ文房具がもうひとつできるだけだろうけど。