ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

どのまんま東?

ちょっと前の話になりますが、

広告批評の12月号に爆笑問題太田光と、中沢新一(著書:憲法九条世界遺産に)の

対談が載っていたんです。

そこで太田は自身の冠番組「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中」について

下記のように語っています。

(「たけしさん以降のお笑いは亜流という意識がある」としつつ)

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 お笑い芸人が真面目に政治語って、ちょっとカッコ悪いよなーって気持ちあるんですよ。

 それって野暮だし粋じゃない。

 だけどこれは絶対たけしさんやらないだろうとも思った。

 さんまさんもタモリさんも、そこは美意識としてやれないんですよ。

 で、僕としては、あえて野暮になってもいいやってのと、

 もうちょっと野暮なヤツががもう一回いてもいいかなっていうか、

 その方が救われる子供がいるかも知れないって気がしたんです。

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なるほどそういう意識で仕事をしてるのかと。

ちょっと感心したもんです。

そこへきてアレですよ。「ひがしこくばるひでお」ことそのまんま東知事ですよ。

ついに芸人を辞めて宮崎県知事になってしまったわけですけど、

そこにある美意識はどういったものなんだろうと。

もちろん高い志があるのだろうし、真剣に職務を遂行していくつもりなんだろうけど。

ただそこに自分は野暮で格好の悪い領域に足を踏み入れた。という意識があるのか否か。

自分の経験を政治に活かすつもりなら、

そのへんの意識を捨てないでいてくれると応援できそうな気がするんだけどな。

しかし、宮崎県知事に唯一「殿」と呼ばれることになるその男は

太田の言うとおりやっぱりすごい人なのかも知れない。