ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

爆弾低気圧

土曜日は日帰りでスキーに行ってたんですけどね。

奇しくもその日は10年に一度という爆弾低気圧が来襲しておりまして、

危うく死にかけましたササガキです。

死にかけたとか言うとまたコイツ大げさに言いやがって、

お前だって箸が落ちただけで死にかけるじゃないか。

と思う人もいるかも知れませんけど、でもホントですから。お言葉を返すようですけど、

思ったより死にかけてますから実際。

降雪量はさほどでもなかったんですが、

風がすごかった。

地吹雪がリフトごと人を飲み込んで限りなくその存在を脅かします。

世界の全てを白く無機質なモノに変えようという意志をもった巨大な何者かが

まるで害虫をなき物とせしむがごとき無情の鉄槌を下すのです。

これの前では人間などまるでアレ。

全然アレ。ほんと。

最終的にはリフトが動かなくなりゲレンデも半閉鎖状態になりました。

そりゃそうです。スキーどころじゃありません。

シュプールとか描いている場合じゃありません。

そんなことより生ある未来への夢を描けと。

まあ。うん。

別に描かなくてもいいけど。

死ぬよりは生きていた方が良いよね。何かと。

役所の手続きとか面倒くさそうだしさ。

とにかく一時的に逃げ込んだ山小屋にビバーク

なんて事になる前に、風の止んだところを見計らって下山しました。

早めにゲレンデを追い出されたので近場の温泉に行ったのですが、

降雪と強風によって露天風呂がぬるーくなってました。

ぬるーくなってましたしニット帽も忘れてきました。その温泉に。

なんだよ。

まあ、翌日電話して郵送してもらいましたけど。

なんだか散々な一日だったなあ。

散々なことが多いのだけれども。