ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

パンク修理

自転車パンクした。

あーパンクしたなあ、と思って、

近所の自転車屋に持っていったんだけど

露骨に嫌な顔で迎えられました。

あー、お客さんねー、ウチこういうのやってないんだよねー。

どこの自転車?これ。あー、通販?それじゃねー。パーツないもんね。

うち扱ってないよこんなの。今さ、他のお客さん待たせてるから、

とりあえず後にするけど、タイヤ外してみても直らないかもしれないよ。

ウチにも責任ってもんがあるからさ、扱ってないもんは下手に触れないんだよね。

と、聞いてもいないのにいろんな文句を浴びせられげんなり。

とりあえず自分は急いでいない事、なにも無理を言うつもりはないし、

作業した分のお金はちゃんと払うという事を伝えて、預けておきました。

そして案の定直りませんでした。

「原因は?」という僕の問いに対する「物が悪いんじゃないの?」という捨て台詞を背に

手つかずと思われるTOKYOBIKE.COMを押してとぼとぼ帰宅。

もう二度と行きません。

こうなれば自分で直すしかない。修理が利かないとなればチューブの交換だ。

TOKYOBIKE.COMの自転車は通常よりインチの小さいマニアックなタイヤを履いているため

普通の店では適応したチューブが見つからないのは確か。

そりゃ街の自転車屋にはお手上げと言ったところだろうが、

こちとら曲がりなりにもIT企業に勤める身。

なめんな。インターネット世代なめんな。あ、グーグル先輩お願いします。

そうして発見しましたレアチューブ

バイクもそうだけど関西ってこういうショップ揃ってるね。やるな。

早速取り寄せて、週末は自転車バラし大会。

この際だからこういう事も一通りできるようになっておこう。

雰囲気モノとはいえ一応ロードレーサーの体裁を持っているTOKYOBIKE.COMは

バルブもフランス式で普通の空気入れでは入らないし、

その他全てのパーツが独自のチョイスによる寄せ集め。

パーツを揃えるのに難儀はするものの、バラしてみるとなかなか厳選されていて面白い。

タイヤは海外からの取り寄せでも、ギア変速部分はシマノを使っています。

やはりこのあたりの機構は日本の技術が群を抜いているということか。

ギアとか。ネジとか。金属磨いたりとかするの日本人好きだよな。いいぞ。

こういう自転車はそもそもばらす事を前提に作られているようで、

チューブ交換は思ったより簡単にできました。

リムの噛み込みによるバーストだけは気をつけて。あとは思うまま。

大した時間もかからずに完了。いや、ここまで引っ張っておいてなんだけど。

ただ、外した方のチューブをチェックしてみたんだけど、

それほど大きな損傷はしていなかった。

通常のパンク修理で直るような。

なんなんだいったい。