ことなかれ

あたりさわりのない日々の記録

大根おろしに「和風」が背負えるか

和風ハンバーグを、まあ、食べてまして。
GWのなかびにね、ハンバーグ食べてる中年ですよ。

危なっかしいね。おっさんは豆でも食ってろと、言いたい気持ちはわかります。
でもね、そういうこと言わないほうがいいよ。
おっさん傷つかない思ったら大間違いよ。
あまり知られてないけどナイーブなんですよ、おっさんは。
天気が悪いと悲しい気持ちになっちゃう。おっさんだもの。

でもまあ別にいいや。って、和風ハンバーグね。もそもそ食べて。

まあおいしいんですけど。和風ハンバーグ。
ただこれ、和風要素、大根おろししかないじゃないですか。
大根おろしに「和」背負わせるの、荷が重いよなー、と、なんだか気の毒な気持ちです。
気の毒な気持ちおじさんです。

何かを憐れむことで心理的優位に立つというライフハックなんですけど。

和風ハンバーグって、大根おろし以外の要素は何の遠慮もなく全力ハンバーグじゃないですか。
アメリカ全開にしてくるでしょう。
世界の秩序は俺が守る!みたいな顔して。
ビーフ!ポテト!鉄板!俺たち、ハンバーーグ!・・・そしてお前!和風は君に任せた!
つってちょこんと乗せられる大根おろし

えー!?いやいやいや!自分、無理っすよ!そんなポテンシャルないっていうか。
大根おろしただけなんだもん。ほら、大根なんて、世界中にあるでしょう?
もっとこう、日の丸背負える感じのやつ、いない?
天ぷら!とか、寿司!とか、スキヤキ!とかそういうの。そういうの呼んできてー!
日本代表アップしといてー!
大根がベンチでおろされてる間に点取ってきてー!

ってね。思ってますわ。きっと。
かわいそうに。
大根悪くない。アメリカさんが偉大なんだ。

米軍駐留費用を全額払わないと撤退しちゃうよー。つって。トランプ氏が言って。
大根以外のものもおろさなきゃならなくなるってわけ。

どうも、トレンドワードを入れてSEO対策するおじさんです。

R1 ハリウッドザコシショウマーケティング

まあ、どうでもいいような話なんですけど、

R1グランプリ見まして。お笑いの。

今年、ハリウッドザコシショウが優勝したんですけど。

あの人、一体何をやってるのかルールが全然分からない。ずっとわからない。

いや、笑いましたけど。

あの芸風昔からやってるけど、

そもそもネタとしての構造が存在しないんですね。

でもウケていて。

会場も、お茶の間も、もしかしたら本人もこれがなぜウケているのか

よくわからないんじゃないかと思うんですけど。

インタビュー見たら、とにかく劇場でテストを重ねて、

ウケたやつを上から持ってきたとのこと。

あんな芸風でなにげにデータ主義というか。

インテリ芸人が机上で考えに考え抜いた、ガッチリ構造を持ったネタより、

そういう、ある種のマーケティングテストの結果成立しているようなネタが勝るのが

今の時代を象徴している気がして。

なんかまあ、そうか。と。

仕事みたいだなと。

構造好きとしてはもやもや思うわけです。

 

 

「ハンマーカンマー」を既に会場が知ってて

事前に笑いが起きる時点で、成果が約束されている。

それは時間をかけて蒔いてきた種からピークのタイミングで刈り取るという、

これまたマーケティング系の話にはまってくるのが恐ろしい。

 

しかし、無意味なことを大声で言われると笑ってしまうのはなんでだろう。

R1 ハリウッドザコシショウマーケティング

まあ、どうでもいいような話なんですけど、
R1グランプリ見まして。お笑いの。

今年、ハリウッドザコシショウが優勝したんですけど。
あの人、一体何をやってるのかルールが全然分からない。ずっとわからない。
いや、笑いましたけど。

あの芸風昔からやってるけど、
そもそもネタとしての構造が存在しないんですね。
でもウケていて。

会場も、お茶の間も、もしかしたら本人もこれがなぜウケているのか
よくわからないんじゃないかと思うんですけど。
インタビュー見たら、とにかく劇場でテストを重ねて、
ウケたやつを上から持ってきたとのこと。

あんな芸風でなにげにデータ主義というか。

インテリ芸人が机上で考えに考え抜いた、ガッチリ構造を持ったネタより、
そういう、ある種のマーケティングテストの結果成立しているようなネタが勝るのが
今の時代を象徴している気がして。
なんかまあ、そうか。と。
仕事みたいだなと。

構造好きとしてはもやもや思うわけです。
 
 
「ハンマーカンマー」を既に会場が知ってて
事前に笑いが起きる時点で、成果が約束されている。
それは時間をかけて蒔いてきた種からピークのタイミングで刈り取るという、
これまたマーケティング系の話にはまってくるのが恐ろしい。

 
しかし、無意味なことを大声で言われると笑ってしまうのはなんでだろう。

ROU-JIN

あの、よくテレビでやってるゲームでな。
なんてったっけ、あのー、騙し騙されみたいな。あれにDAIGOが出てて。
あの、みんなで悪者探すみたいな、あれ、結構面白いよな。
よく出来てるゲームだよな。あのー「老人」?

お父さん、それ多分「人狼」です。

というのが正月の家族の会話でした。
あけましておめでとうございます。
笹垣です。

いや、「老人」て。
なんだその倫理的にデリケートなゲームは。
毎晩ひとりずつ村から老人を追放していくってなんだよ。
その投票参加したくないよ。
姥捨て山かよ。
正月から不吉すぎるだろ。

追放された老人はどこ行くのかなー、老人だけが集まる施設かなー。
まあでもそんな村、早くでたほうがいいかもね。
ギスギスしてて住んでらんない。
だいたい自分は老人じゃないと思ってるのに
村人全員から老人扱いされて追放されるから。
「さっきから老人ぽい動きしてるからあやしい!」とか言われて。
なんかすごい悪口言われて。
嫌いだわーその村。
なんでみんなそこ住んでんの?

地方の村って、
都会の人にはなんだか牧歌的でやさしげな場所のように思われるけど、
実際には閉じたコミュニティで、偏った思想が蔓延しがちだし、
排他的になる傾向もあるから、
都会暮らしの脱サラ組が何のコネもなく「そうだ!田舎で暮らそう!」とかいって
ポッと入ってきても結構苦労するっていうよ。

お客さんなら歓迎するけど、素性の知れない人が入ってきて
限られた資産を食いつぶされて痛い目見た所も多いから、それは警戒されるよね。
よく老人を集めて健康セミナーみたいなの開いてる怪しげな業者がいるけど、
たいていカタギじゃないから。ああいうの気をつけて欲しい。
そういう人たちこそ追放して欲しい。
あと若い人たちにはむしろ帰ってきてほしい。
都会で身につけた技能を地元で活かして頑張って欲しい。
地元には地元の魅力があるし、都会で生きることが必ずしも幸せの形じゃないでしょう。
そういうゲームであって欲しい。「老人」は。

----------------------------------------------------------------------

「 老人 〜汝は業者なりや?〜 」

過疎化が進む村に、老人の蓄えを食い物にする悪徳業者が紛れ込んでしまう。
寄り合い所に集まった老人たちは、村人の中から悪徳業者をあぶり出し、
村から追放しようとする。
しかし、巧妙に姿を隠す悪徳業者によって
毎夜ひとりずつ、村の老人が犠牲になっていくのであった。

ゲームは昼・夜の2パートが交互に展開。
昼パートでは、村人同士で話し合い、悪徳業者と思われる者を
投票によって1人選び出し、村から追放する。
うまく悪徳業者を全て追放できれば村人の勝利となる。
夜パートでは悪徳業者がひとりずつ村人を餌食にしていく。
昼夜を繰り返し、悪徳業者全てを追放するまで投票は続く。

「老人」
何の役も持たない村人。
投票に参加し、悪徳業者追放を目指す。

「業者」
村人の中に2人だけ紛れ込んだ悪徳業者。
「業者」同士はお互いが「業者」であることを認識している。
夜パートで村人を1人選び、家に押しかけて口八丁手八丁、老後の蓄えを根こそぎ奪うことができる。
蓄えを失った村人は、都心で暮らす親戚(息子夫婦とか)の世話になるため泣く泣く村を後にしなければならない。
蓄えを奪い続け、村人の数が「業者」と同数になれば「業者」の勝ち。

「若者」
村の中に1人だけいる「若者」
「若者」は夜間村人の家を訪問し、1人だけ「業者」の被害から守ることができる。
ただしUターン組の「若者」には「老人」と「業者」の見分けはつかない。
さらに、うっかり自分も「業者」に騙されてしまうお人好し。

「役場職員」
村人の中に1人存在。
夜の間に1人の村人宅を視察し、その者が「業者」か否かを知ることができる。
ただし「役場職員」も狙われれば「業者」にはころりと騙されるボンクラぶり。

果たして村人たちは村の過疎化を食い止め、悪徳業者を追放することができるのか!?

----------------------------------------------------------------------

ていうね。

うん。
なんか正月からよく分からない事を書いている気がする。

今年はいろんなことをよく分かる感じにしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


しかし、おじいさんの中でのDAIGOの知名度なんなの。

 

ROU-JIN

あの、よくテレビでやってるゲームでな。

なんてったっけ、あのー、騙し騙されみたいな。あれにDAIGOが出てて。

あの、みんなで悪者探すみたいな、あれ、結構面白いよな。

よく出来てるゲームだよな。あのー「老人」?

お父さん、それ多分「人狼」です。

というのが正月の家族の会話でした。

あけましておめでとうございます。

笹垣です。

いや、「老人」て。

なんだその倫理的にデリケートなゲームは。

毎晩ひとりずつ村から老人を追放していくってなんだよ。

その投票参加したくないよ。

姥捨て山かよ。

正月から不吉すぎるだろ。

追放された老人はどこ行くのかなー、老人だけが集まる施設かなー。

まあでもそんな村、早くでたほうがいいかもね。

ギスギスしてて住んでらんない。

だいたい自分は老人じゃないと思ってるのに

村人全員から老人扱いされて追放されるから。

「さっきから老人ぽい動きしてるからあやしい!」とか言われて。

なんかすごい悪口言われて。

嫌いだわーその村。

なんでみんなそこ住んでんの?

地方の村って、

都会の人にはなんだか牧歌的でやさしげな場所のように思われるけど、

実際には閉じたコミュニティで、偏った思想が蔓延しがちだし、

排他的になる傾向もあるから、

都会暮らしの脱サラ組が何のコネもなく「そうだ!田舎で暮らそう!」とかいって

ポッと入ってきても結構苦労するっていうよ。

お客さんなら歓迎するけど、素性の知れない人が入ってきて

限られた資産を食いつぶされて痛い目見た所も多いから、それは警戒されるよね。

よく老人を集めて健康セミナーみたいなの開いてる怪しげな業者がいるけど、

たいていカタギじゃないから。ああいうの気をつけて欲しい。

そういう人たちこそ追放して欲しい。

あと若い人たちにはむしろ帰ってきてほしい。

都会で身につけた技能を地元で活かして頑張って欲しい。

地元には地元の魅力があるし、都会で生きることが必ずしも幸せの形じゃないでしょう。

そういうゲームであって欲しい。「老人」は。

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「 老人 〜汝は業者なりや?〜 」

過疎化が進む村に、老人の蓄えを食い物にする悪徳業者が紛れ込んでしまう。

寄り合い所に集まった老人たちは、村人の中から悪徳業者をあぶり出し、

村から追放しようとする。

しかし、巧妙に姿を隠す悪徳業者によって

毎夜ひとりずつ、村の老人が犠牲になっていくのであった。

ゲームは昼・夜の2パートが交互に展開。

昼パートでは、村人同士で話し合い、悪徳業者と思われる者を

投票によって1人選び出し、村から追放する。

うまく悪徳業者を全て追放できれば村人の勝利となる。

夜パートでは悪徳業者がひとりずつ村人を餌食にしていく。

昼夜を繰り返し、悪徳業者全てを追放するまで投票は続く。

「老人」

何の役も持たない村人。

投票に参加し、悪徳業者追放を目指す。

「業者」

村人の中に2人だけ紛れ込んだ悪徳業者。

「業者」同士はお互いが「業者」であることを認識している。

夜パートで村人を1人選び、家に押しかけて口八丁手八丁、老後の蓄えを根こそぎ奪うことができる。

蓄えを失った村人は、都心で暮らす親戚(息子夫婦とか)の世話になるため泣く泣く村を後にしなければならない。

蓄えを奪い続け、村人の数が「業者」と同数になれば「業者」の勝ち。

「若者」

村の中に1人だけいる「若者」

「若者」は夜間村人の家を訪問し、1人だけ「業者」の被害から守ることができる。

ただしUターン組の「若者」には「老人」と「業者」の見分けはつかない。

さらに、うっかり自分も「業者」に騙されてしまうお人好し。

「役場職員」

村人の中に1人存在。

夜の間に1人の村人宅を視察し、その者が「業者」か否かを知ることができる。

ただし「役場職員」も狙われれば「業者」にはころりと騙されるボンクラぶり。

果たして村人たちは村の過疎化を食い止め、悪徳業者を追放することができるのか!?

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ていうね。

うん。

なんか正月からよく分からない事を書いている気がする。

今年はいろんなことをよく分かる感じにしていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

しかし、おじいさんの中でのDAIGOの知名度なんなの。

 

 

フォーマル地蔵

スーツが入り用で。

このまえ慌てて買いに行ったんですけど。

まあせっかく大人になったし

多少、小洒落たお店に。

したらそのー、店員さんね、

コーディネート的な、なんか、いろんなパターンを出してくれて。

僕の知らない様々なファッション的知見を惜しみなく発揮して。

「これだったら十分ただ者じゃない感出ますよ!」つって。

決まりましたね!つって。

ははあ。あー、確かに、なんか、すごいっすねー。

なんだろ、この、裏生地がね、ぺイズリー柄でね。

ん。

あのー、

ちょっとよくわかんなかったんですけど、

ただ者じゃない必要ってあります?

僕店入ってからずーっとただ者ですけど。

棒立ちもいいとこ。

試着室という打席に立っても

全くスイングしなかった。

終始同意、迎合を基本スタンスとしてここまでやって来た。

スーツに関しては。

なぜそんな僕をただ者じゃなくそうとします?

スーツ買いに来てんですよ。

ちゃんとしたとこに出ないといけないからですよ。

偉い人が居たりするんですよ。

なに見た目だけただ者じゃないやつ登場させようとしてんの。

いや僕が偉い人なら良いですよ。でもぜんぜん違うんだから。

吹けば飛ぶような存在なんだから。

嫌でしょ、吹けば飛ぶようなただ者じゃないやつ。

扱い困るでしょ。

すげー存在感あるけど近づいたら飛んでっちゃうって。

距離感どうしたら良いの。

自分としても立ち位置見失うわ。

まあ、とはいえ僕もね、

基本スタンスは最後まで崩さないっていう意地がありますから。

勢いづく店員にピシャリと言ってやりましたよね。

「じゃあそれで」ってね!

後日偉い人が来る会は

ただ者じゃない雰囲気の置物として乗り切りました。

挨拶のマウント

まあー、高くて。

意識が。

僕の意識がね、天を衝くようなんですけど。

なんだろ、

この高さから落ちたら即死だなーくらいの高度感ある。

で、まあそんな意識が最高に高まった人間が

週末することと言ったら、

それはもう、ね、ほら、当然あれですよ。

山に登ってまして。

まあ、なんというか、ここまで意識が高まると、

自分の意識の高さと同等の標高まで上がっておかないと

高まり過ぎた意識に呑まれて、どうかしてしまう。

そんなわけで精神の高度順応をするために、

ちょいちょい山に登ってたんですけど。

ほら、山って意識高い系しかいませんでしょう?

人とすれ違う時は挨拶するのが当然というか、

そういう暗黙のルールがあるんですね。

すれ違いざまの挨拶は意識の高まりの証。

それが僕くらいの意識高い高い系男子ともなりますと、

これはもう、誰よりも先に挨拶してやろうと、

挨拶のマウントを取ってやろうと、常にしてますよね。

意識の高さで常時相手を上回っていく。

そりゃ、たしかに今、標高とか社会的地位とかは

あなたのほうが高い位置にいるかもしれない、

だが僕の意識の高さはその高低差を埋めてあまりあるものなのだから

こっちのほうが偉いっていうか、もっと憧れて欲しいっていうか、

お金とかをくれてもいいんじゃないか。

そういう高尚な気持ちで山に登っています。

でまあ、意識の高さは山の上の方に行けばいくほど高まって、

挨拶もどんどん活発になっていくんですけど、

問題は下るときね。

だんだん下山していくと、こう、普段そんなに山を登らない

やんわりハイキングの人たちが混じってきて、

この人達に頂上付近のテンションを引きずったまま大声で挨拶すると、

「はぁ?」みたいな顔されたりする。

ホント、にわか山ガールとかにうっかり絡むと

「何コイツいきなり話しかけてきてんのキモっ」て目で見られる。

まあ、いきなり見たこともない自意識の肥大化したオッサンが

あらぬテンションで挨拶してきたらキモいよな・・・。

そうしてしゅんとしていると、

不意にガチの山ガールに挨拶のマウントを取られて、

あ・・ああ、どもっす・・・みたいになる。

完全に意識の高さで上回られ、敗北感に打ちひしがれる。

ていうまあ、この一連の流れを、

1つのゲームとしてプレーすることにしてまして。

★ S(先に)A(挨拶されたら)M(負けですよ)ゲーム

--------------------------------------

・相手より先に挨拶したら【+1点】

・相手に先に挨拶されたら【−1点】

・挨拶を無視されたら【−3点】

--------------------------------------

で得点をつけていきます。

挨拶無視のリスクが大きいので、

相手がガチ勢なのか、ライト目のハイカーなのかを

装備や雰囲気で瞬時に見分ける必要があります。

これが結構難儀で。

最近はライト目の人でもかなりいい装備持ってますから、

これにはもう基本的に仕掛けていくしか無い。先手必勝。

無事得点した暁には「ゴォォーーール!」と心のなかで叫び、

グラウンド(心のなかの)を走り回ります。

ただ、たまにジーパン&スニーカーでも平気で挨拶してくる

ナチュラル気さく人間もいて、これはほんと怖い。予測不能だし、

本当の手練はこのくらいの山ならラフな格好なのかもしれない。

という妙な説得力もあって、敗北感が増してくる。

敗北感は意識の低下を生むので危険。

(山で意識が低まると、もうなんかいろいろあって死にます)

また山岳ツアーの人たちも結構見かけるのですが、彼らは集団で密集しているうえ

基本的にガイドに挨拶を指導されているので全員挨拶してきます。

これはもう壮絶な打ち合いを覚悟しなければなりません。

大量得点のチャンスではあるものの、油断するとがっつり攻めこまれます。

特におじいさんおばあさんの集団は、

それはもう恐ろしい数の弾幕(挨拶のことです)を張ってくるので

到底無傷ではいられない。

「こんにちこんにちこんにちこんにちはー!」と、

こちらもフルオートで対応しないと、隙間に差し込まれて被弾します。

なんだろね、無邪気って怖いなって。思いますね。

こっちは真剣に人を上下で見ようとしてるのに、

向こうは天然そのもので、

山の空気はおいしいなーとか言って。のびのびして。

知らない人とも気軽に挨拶して、

上は晴れてますかねー、いやーちょっとガスってきましたねーとか言って。

なんだよ!素敵かよ!

あのね、こっちは人を見下すのに必死でそれどころじゃないんだよ!

殺伐としたもんなんだよ!

そんなこんなで山を降りる頃には

負けがこむこともあり、油断なりません。

山における挨拶、それは、意識の高さを誇示するための

真剣勝負にほかならない。

そんなギスギスした気持ちになりたい方、

S(先に)A(挨拶されたら)M(負けですよ)ゲームを

是非試してみてくださいね!

以上、山カーストの最下層からお送りしました。